100円ショップアイテムでつくる!デスクやベッドサイドに便利な壁掛けイヤホンホルダーDIY
はじめに
日々の仕事に追われる中で、デスク周りやベッドサイドが散らかりがちになることは少なくありません。特に、使用頻度の高いイヤホンは、使いたい時に見つからなかったり、コードが絡まったりと、小さなストレスの原因になることがあります。
本記事では、このような課題を解決するため、100円ショップのアイテムだけを使用して、手軽かつ短時間で完成する壁掛けイヤホンホルダーのDIY方法をご紹介します。特別な工具や技術は不要で、誰でも簡単に取り組むことができます。デスク周りやベッドサイドの整理整頓に役立てていただければ幸いです。
使用する100円ショップアイテムと必要なもの
このDIYで主に使用するのは、以下のような100円ショップで入手可能なアイテムです。シンプルな構成で、材料調達も容易です。
- ベースとなる板材またはブロック: 木製の端材、小さめの木板、またはコルクブロックなど。壁に取り付ける際の土台となります。大きさはイヤホンケースやコードを掛けるのに十分なサイズを選んでください。
- フック: イヤホンやイヤホンケースを掛けるためのフック。粘着フック、ネジ式のフック、ピンフックなど、設置場所やベース素材に合わせて選びます。今回は、ベース材に接着できるタイプのフックを想定します。
- 接着剤: フックをベース材に固定するための接着剤。木材に対応したものを選んでください。
- 壁面固定用のテープまたはフック: 完成したホルダーを壁に取り付けるためのもの。強力な両面テープやコマンドフックなど、壁に穴を開けずに固定できるタイプが便利です。マグネットシートを貼り付ければ金属面にも取り付けられます。
その他、必要に応じて以下のものがあると便利です。
- カッターナイフまたはノコギリ(ベース材を適切なサイズにカットする場合)
- ヤスリ(切り口を滑らかにする場合)
- 定規、ペン(位置決め用)
壁掛けイヤホンホルダーの作り方
ここでは、木製ブロックとフックを使った基本的な作り方をご説明します。非常にシンプルな手順で、短時間で完成します。
-
ベース材の準備: 購入した木製ブロックや木板が、使用したいサイズに合っているか確認します。必要に応じて、カッターナイフやノコギリで適切なサイズにカットしてください。切り口が気になる場合は、ヤスリで軽く研磨すると滑らかになります。
-
フックの取り付け位置決め: ベース材のどこにフックを取り付けるかを決めます。イヤホンやケースを掛けた際のバランスを考慮し、ペンなどで軽く印をつけておくと良いでしょう。シンプルに中央に取り付けるのが一般的です。
-
フックの接着: 位置が決まったら、接着剤を使用してフックをベース材にしっかりと固定します。接着剤の種類によって乾燥時間が異なりますので、パッケージの指示に従い、完全に固定されるまで時間を置いてください。この工程を丁寧に行うことで、使用中にフックが外れるのを防ぎます。
-
壁面固定用の準備: フックがしっかりと固定されたら、完成したホルダーの裏面に壁面固定用の両面テープやコマンドフックを取り付けます。または、金属面に取り付けたい場合は、裏面全体にマグネットシートを貼り付けます。水平になるよう、丁寧に貼り付けてください。
-
壁への取り付け: 設置したい場所の壁面を拭いてきれいにしてから、ホルダーを壁に貼り付けます。しっかりと圧着させ、安定していることを確認してください。これで、壁掛けイヤホンホルダーの完成です。
応用・アレンジ例
基本の形が完成したら、さらに使いやすく、あるいは好みのデザインにアレンジすることも可能です。
- 複数のフックを取り付ける: 複数のイヤホンを持っている場合や、イヤホンだけでなくスマートウォッチの充電ケーブルなども一緒に掛けたい場合は、ベース材に複数のフックを取り付けます。フックの間隔や配置を工夫することで、機能性が向上します。
- 色を塗る: ベース材やフックに、お好みの色を塗ることで、部屋のインテリアに合わせたデザインにできます。ブラックやグレー、木目を生かしたニス仕上げなど、落ち着いた色合いにすると男性的な空間にも馴染みやすくなります。
- 異なる素材を使う: 木製の代わりに、プラスチック製の板やメタルプレートなどをベース材として使用することも可能です。素材を変えることで、全く異なる雰囲気のホルダーを作成できます。
- マグネット活用: マグネットシートを貼り付けたタイプは、デスクの金属製脚やスチールラック、冷蔵庫などにも取り付けられ、設置場所の自由度が広がります。
これらのアレンジは、いずれも100円ショップで手軽に入手できるアイテムで実現可能です。
まとめ
この記事では、100円ショップのアイテムだけで作る壁掛けイヤホンホルダーのDIY方法をご紹介しました。ベース材とフック、接着剤、そして壁面固定用のテープがあれば、特別なスキルや工具がなくても、わずかな時間で実用的なアイテムが完成します。
デスクやベッドサイドに散らばりがちなイヤホンを定位置に収納することで、スペースがスッキリするだけでなく、使いたい時にサッと手に取れるようになります。今回ご紹介した基本形を参考に、ご自身のニーズや部屋の雰囲気に合わせたアレンジを加えて、より快適な空間づくりを楽しんでみてください。手軽に始められる100均DIYで、日々の小さなストレスを解消しましょう。