100円ショップのアイテムだけでつくる!デスク用小型マイクスタンドDIY
デスク環境を快適にする手軽なマイクスタンド
自宅でのオンライン会議や音声入力など、デスクでマイクを使用する機会が増えています。マイクをデスクに直置きすると、意図せず動いてしまったり、適切な位置に調整しにくかったりすることがあります。専用のマイクスタンドは場所を取ったり、価格が高かったりする場合も少なくありません。
本記事では、100円ショップで手軽に揃えられるアイテムだけを使用して、デスク用の小型マイクスタンドをDIYする方法をご紹介します。特別な工具や高度な技術は不要で、短時間で実用的なスタンドを作成することが可能です。デスク周りを整理し、より快適な作業環境を整える一助となれば幸いです。
必要な100円ショップアイテム
このDIYで主に使用するのは、フレキシブルアーム付きのスマートフォンスタンドと、固定用の結束バンドです。これらのアイテムは多くの100円ショップで取り扱われており、簡単に入手できます。
- フレキシブルアーム付きスマートフォンスタンド: 土台となる部分と、角度や向きを自由に調整できるアーム、そしてスマートフォンを挟むクリップ部分で構成されているものです。様々な形状がありますが、土台がしっかりしていて、アームが適度な硬さを持つものを選びます。今回は、クリップ部分を取り外し、アームの先端をマイク固定に利用します。
- 結束バンド: マイクをアームに固定するために使用します。数本用意しておくと便利です。
- (必要に応じて)滑り止めシートや両面テープ: スタンドの土台をより安定させたい場合や、マイクとアームの固定を補強したい場合に使用します。
小型マイクスタンドの作り方
基本的な手順は非常にシンプルです。
- スマートフォン固定部分の取り外し: フレキシブルアームの先端に付いているスマートフォンの固定クリップやホルダーを取り外します。多くの場合、ネジ式になっているか、簡単に分解できる構造になっています。無理に力を加えず、構造を確認しながら取り外してください。
- マイクをアームに仮固定: アームの先端部分に、使用したいマイクを仮置きします。マイクの形状に合わせて、アームの先端を少し曲げたり調整したりすると、後の固定がしやすくなります。
- 結束バンドでの固定: マイクがぐらつかないように、結束バンドを使用してアームの先端にしっかりと固定します。マイクの本体やケーブルに干渉しない位置を選び、複数箇所を固定すると安定性が増します。余分な結束バンドの端は、ニッパーやハサミで切り落としてください。
- 設置場所への配置と調整: 作成したマイクスタンドをデスクの任意の位置に設置します。フレキシブルアームを調整し、マイクが最適な高さと角度になるように調整します。必要であれば、土台の裏に滑り止めシートを貼ることで、デスク上でのズレを防ぐことができます。
この手順で、デスク環境に合わせた手軽なマイクスタンドが完成します。
DIYのポイントと応用例
- 安定性の確保: 使用するマイクの重さによっては、スマートフォンスタンドの土台が不安定になる可能性があります。土台が軽い場合は、ブックエンドで挟んだり、重りになるものを乗せたり、両面テープでデスクに固定したりすることで安定性を高めることができます。
- マイクの種類に合わせた調整: ダイナミックマイクやコンデンサーマイク、USBマイクなど、マイクによって形状や重量は異なります。アームの耐荷重や固定方法を、使用するマイクに合わせて調整してください。結束バンドの他に、マジックテープやワイヤータイなども固定に利用可能です。
- デザイン性の向上: そのままの使用でも実用的ですが、スタンド全体や土台部分を好みの色に塗装したり、リメイクシートを貼ったりすることで、デスク周りの雰囲気に合わせたデザインに仕上げることも可能です。
- 多機能化: アームをもう1本追加したり、アームの途中にフックを取り付けたりすることで、マイクだけでなくイヤホンやケーブルを一緒に整理できるスタンドにアレンジすることも考えられます。
まとめ
100円ショップで手軽に入手できるアイテムを活用することで、デスク周りの利便性を向上させる小型マイクスタンドを簡単にDIYできます。高価な専用品を購入する前に、まずは身近な材料で試してみてはいかがでしょうか。短時間で作成でき、作業効率やオンラインコミュニケーションの質を高める一助となるはずです。ぜひ、ご自身のデスク環境に合わせてアレンジを加えてみてください。