100円ショップのアイテムでつくる！デスク引き出し用のシンプル小物整理ボックスDIY
デスク引き出しの整理に100円ショップアイテムを活用する
仕事の効率を高める上で、デスク周りの環境整備は重要な要素の一つです。特に引き出しの中は、書類や文具、ガジェット関連の小物などがいつの間にか増え、煩雑になりがちです。必要なものがすぐに見つからないといった状況は、集中力の妨げにもなりかねません。
高価な収納グッズを揃えることも一つの方法ですが、今回は100円ショップで手に入るアイテムだけを使用し、デスク引き出し内を機能的に整理するためのシンプルで実用的な小物整理ボックスをDIYする方法をご紹介します。短時間で手軽に作成でき、引き出しのサイズや収納したいアイテムに合わせて自由にアレンジが可能な点が特長です。
DIYに必要な100円ショップアイテムと基本的な工具
この小物整理ボックスDIYに必要な材料は、主に100円ショップで手軽に入手できる木製ボックスやMDF材です。特殊な工具や高度な技術は必要ありません。
必要な材料（全て100円ショップで入手可能）
- 木製ボックス（複数のサイズ）: 引き出しの深さや幅に合うものを選びます。異なるサイズのボックスを組み合わせることで、引き出し内のスペースを効率的に活用できます。
- MDF材（板状）: 仕切り板として使用します。適切な厚さのものを選んでください。
- 木工用接着剤: ボックス同士を固定したり、仕切り板を取り付けたりする際に使用します。速乾性のものがあると作業がスムーズに進みます。
- 必要に応じて:
- カッターナイフ: MDF材をカットする際に使用します。
- 定規: カットする際のガイドやサイズ測定に使用します。
- サンドペーパー（ヤスリ）: カットしたMDF材の断面などを整える際に使用します。
基本的な工具
- 鉛筆: カットする位置などに印をつけるために使用します。
シンプル小物整理ボックスの基本的な作り方
このDIYの基本は、引き出しのサイズに合わせて複数の木製ボックスを組み合わせ、必要に応じてMDF材で仕切りを加えることです。非常にシンプルなステップで完成させることができます。
- 引き出しのサイズを計測する: まず、整理したい引き出しの内側の縦、横、深さを正確に計測します。このサイズを基に、使用する木製ボックスの組み合わせやMDF材のサイズを決定します。
- 木製ボックスの配置を決める: 計測したサイズと収納したいアイテムの種類を考慮し、異なるサイズの木製ボックスをどのように引き出し内に配置するか仮置きしてシミュレーションを行います。細長いものを入れる場所、細かいものをまとめておく場所などをイメージしながら配置を考えます。
- ボックスを固定する（任意）: 配置が決まったら、必要に応じて木工用接着剤でボックス同士を固定します。これにより、引き出しを開閉する際にボックスがずれるのを防ぎ、一体感のある収納スペースになります。全てのボックスを固定せず、一部を可動にしておくと、後からの配置変更や掃除がしやすくなる場合もあります。
- 仕切り板を作成・設置する（任意）: 特定のボックス内にさらに細かい仕切りが必要な場合は、MDF材を使用します。収納したいアイテムのサイズに合わせてMDF材をカットし、木工用接着剤でボックスの内側に取り付けます。カッターナイフでカットする際は、複数回刃を入れて丁寧に作業してください。カット断面が気になる場合はサンドペーパーで軽く研磨すると仕上がりが向上します。
- 乾燥させる: 接着剤が完全に乾燥するまでしっかりと時間を置きます。
応用とアレンジのヒント
作成したシンプル小物整理ボックスは、工夫次第でさらに使いやすく、機能的にすることができます。
- 引き出し全体をカバーする: 複数のボックスを組み合わせて、引き出しの底面全体を埋めるように配置することで、無駄なスペースをなくし、収納力を最大化できます。
- アイテムごとの「定位置」を作る: USBメモリ、SDカード、ケーブルタイ、クリップ、ネジ、ビットなど、細かくて行方不明になりがちなアイテムごとに専用の小さなボックスや仕切りを用意することで、「定位置」を明確にし、整理整頓を維持しやすくなります。
- 色の統一やアクセント: そのままの状態でもシンプルですが、引き出し内の雰囲気を統一したい場合は、ボックス全体を単色で塗装したり、部分的にアクセントカラーを加えたりすることも可能です。ただし、引き出し内は外から見えにくい場所であるため、機能性を優先し、塗装などの工程を省略することで、より短時間で完成させることができます。
- 深さを活用する: 深さのある引き出しの場合は、高さのあるボックスを使用したり、ボックスを重ねてみたりすることで、縦方向のスペースも有効活用できます。ただし、引き出しの開閉に支障がないか事前に確認が必要です。
まとめ
100円ショップのアイテムを活用すれば、デスク引き出し内の整理整頓も手軽に実現できます。木製ボックスとMDF材、そして少しの接着剤があれば、短時間でオリジナルの小物整理ボックスを作成し、煩雑だった引き出し内を見違えるようにスッキリさせることが可能です。
このDIYは、特別なスキルや高価な材料を必要とせず、仕事の合間や週末の短時間で取り組むことができます。引き出しの中が整理されることで、探し物の時間が削減され、より快適で効率的な作業環境を構築する一助となるでしょう。ぜひ一度お試しください。