100円ショップのアイテムでつくる!デスク上のスペースが広がる簡単モニター台DIY
仕事やプライベートでPC作業を行う際、デスク周りの環境は作業効率や快適性に大きく影響します。特にモニターは多くのスペースを占めるため、その周辺をいかに有効活用するかが重要です。市販のモニター台は様々な種類がありますが、今回は100円ショップのアイテムだけで、手軽に、かつ短時間で完成するモニター台のDIY方法をご紹介します。
このDIYは、特別な工具や専門的なスキルを必要とせず、材料も全て100円ショップで揃えることができます。デスク上のスペースを確保し、キーボードや小物をモニター下に収納できるようにすることで、デスク周りがスッキリと片付き、作業環境が快適になる効果が期待できます。
100円ショップアイテムでつくる簡単モニター台の材料と工具
今回使用する主な材料は、土台となる板と、それを支える脚となるアイテムです。シンプルかつ安定感のある組み合わせを選びます。
- 材料:
- 木製ボードまたはカッティングボード(モニターの底辺サイズに合わせて選択): 1枚
- 木製ブロックまたはレンガ風ブロック、もしくは同じ高さになる小型の木製キューブなど: 2個(または必要な安定数)
- 木工用ボンド: 1個
- 工具:
- 必要に応じてヤスリやヘラ(ボンドのはみ出し処理用)
これらのアイテムは、大型の100円ショップであれば容易に揃えることができるでしょう。木製ボードのサイズは、使用するモニターのスタンドの大きさを考慮して選んでください。幅が広すぎるとデスクを圧迫し、狭すぎると不安定になる可能性があります。
簡単モニター台の作成手順
作業時間はボンドの乾燥時間を除けば、10分程度で完了します。非常に手軽に取り組めるDIYです。
- 材料の確認と準備: 購入した木製ボードとブロックを確認します。もし木材の表面が粗い場合は、軽くヤスリをかけることで仕上がりが向上しますが、必須ではありません。
- 脚の取り付け位置を決める: 木製ボードの裏面を上にし、ボードの左右両端から数センチ内側に、脚となるブロックを配置する位置を決めます。モニターの重さが均等にかかるように、バランスの良い位置を選んでください。必要であれば鉛筆などで軽く印をつけても良いでしょう。
- 木工用ボンドで接着する: ブロックの接着面に木工用ボンドを適量塗布します。塗りすぎるとはみ出しの原因になりますので注意が必要です。均一に薄く塗るのがポイントです。
- ブロックを貼り付ける: 位置を決めた場所に、ボンドを塗布したブロックを丁寧に貼り付けます。貼り付けたら、上から軽く押さえてボンドがしっかりと密着するようにします。
- 乾燥させる: ボンドの説明書に従い、完全に乾燥するまで待ちます。通常、数時間から半日程度で固まります。乾燥中にブロックがずれないように、可能であれば上から軽い重しを置くか、クリップなどで固定するとより安定します。ボンドが完全に固まるまでは使用しないでください。
- 仕上げ(オプション): ボンドのはみ出しがあれば拭き取るか、乾燥後に削り取ります。さらに強度を高めたい場合は、乾燥後に再度ボンドを塗るか、釘やネジで補強する方法もありますが、簡単なモニター台としてはボンドだけでも十分な場合が多いです。
応用とアレンジのヒント
基本のモニター台が完成したら、さらに用途に合わせてアレンジを加えることが可能です。
- カラーリング: 水性塗料やニスを使って、好みの色に塗装することで、部屋のインテリアに合わせたデザインにすることができます。木目を活かしたい場合はクリアニスがおすすめです。
- 滑り止め: モニターや台自体が滑らないように、台の上面や脚の底面に滑り止めシートやフェルトを貼ると、より安全に使用できます。
- サイズの変更: 100円ショップには様々なサイズの板材やブロックがあります。これらを組み合わせることで、幅広のデュアルモニター用や、奥行きのある作業スペース用など、用途に合わせたサイズのモニター台を作成できます。
- 追加機能: 小さなフックを取り付けてケーブルをかけたり、側面にペン立てを取り付けたりするなど、必要に応じて機能を追加することも検討できます。
まとめ
100円ショップのアイテムだけで、手軽に、そして短時間で完成するモニター台のDIYをご紹介しました。この簡単な一手間で、デスク下のスペースを有効活用し、キーボードやマウス、その他の小物をまとめて収納できるようになります。デスク周りが整理されることで、作業効率の向上にも繋がるでしょう。
DIYと聞くと難しく感じられるかもしれませんが、今回ご紹介した方法は非常にシンプルです。まずは100円ショップで材料を手に取り、気軽に試してみてはいかがでしょうか。デスク環境の改善は、日々の作業の質を高めることに繋がるはずです。