100均素材で叶える理想の部屋

100円ショップのアイテムでつくる!玄関やデスクで活躍するシンプル木製トレイDIY

Tags: DIY, 100均, 整理収納, デスク周り, 小物入れ, 木工

はじめに

帰宅後やデスクでの作業中、鍵やアクセサリー、イヤホンなどの小物の置き場所に困ることはありませんか。ちょっとしたトレイがあれば、散らかりがちな小物をまとめて置くことができ、見た目もすっきりと整理できます。

今回は、100円ショップで手軽に手に入るアイテムを活用し、シンプルで実用的な木製トレイを作成する方法をご紹介します。特別な工具や難しい技術は一切不要ですので、DIY初心者の方や、忙しくてなかなか時間が取れない方でも、隙間時間に取り組んでいただけます。手軽に空間を整えたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

100円ショップアイテムで作るシンプル木製トレイ

このDIYで目指すのは、玄関のコンソールテーブルやデスクの片隅に置いて、日常的に使う小物を一時的にまとめておくためのトレイです。木材を使用することで、落ち着いた雰囲気と温かみのある質感を実現します。

準備するもの

以下のアイテムは、全て100円ショップで揃えることができます。

作り方

作業時間は、乾燥時間を除けば30分程度で完了します。

  1. デザインと採寸:

    • まず、作成したいトレイのサイズと形を決めます。長方形が一般的で作りやすいでしょう。
    • 置きたい場所(玄関、デスクなど)や、入れたい小物(鍵、時計、アクセサリー、USBメモリなど)を考慮してサイズを決定します。
    • 例えば、横幅20cm、奥行き10cm程度のサイズであれば、デスクや玄関に置くのに適しています。
  2. 底板のカット:

    • 準備した薄手の板材を使用し、手順1で決めた底板のサイズ(例: 20cm x 10cm)を定規とペンで印をつけます。
    • 印に沿って、カッターまたはノコギリで木材を丁寧にカットします。切り口がガタつかないように注意してください。
    • カットした底板の縁に、サンドペーパーをかけておくと、滑らかで安全になります。
  3. 側面の枠のカット:

    • 次に、細長い木材を側面の枠用にカットします。トレイの深さはお好みですが、1cm〜2cm程度が実用的です。
    • 底板の周囲に枠をつけるため、以下の4辺分の長さにカットします。
      • 長い辺2本: 底板の長い辺と同じ長さ(例: 20cm)
      • 短い辺2本: 底板の短い辺と同じ長さ(例: 10cm)
    • カットした木材の切り口も、必要であればサンドペーパーで整えてください。
  4. 組み立て(接着):

    • 底板の端に木工用ボンドを塗ります。
    • カットした側面の枠の木材を、底板の辺に沿って貼り付けます。
    • 長い辺、短い辺の順に、または短い辺、長い辺の順に貼り付けて箱状にします。この際、枠の角がきれいに合うように位置を調整してください。
    • 接着後、ボンドが完全に乾くまでしっかりと固定します。必要であれば、輪ゴムやテープなどで仮止めしておくとずれにくいでしょう。
  5. 仕上げ(お好みで):

    • ボンドが完全に乾いたら、トレイ全体の表面を軽くサンドペーパーでこすり、滑らかにします。
    • 木材そのものの風合いを楽しむのも良いですが、塗料やニスを塗ることで、より長く使え、デザイン性も高まります。
      • 塗料: 好みの色に塗って個性を出すことができます。アクリル絵の具や木部用塗料が手軽です。
      • ニス: 木材の質感を活かしつつ、表面を保護し、光沢や耐久性を与えることができます。水性ニスが扱いやすいでしょう。
    • 塗料やニスを塗る場合は、薄く塗り重ねるのがコツです。しっかりと乾燥させてください。

これで、シンプルで実用的な木製トレイの完成です。

応用とアレンジのヒント

このシンプル木製トレイは、鍵や財布を置く玄関はもちろん、デスクでの文具やPC周辺機器の整理、ベッドサイドでの眼鏡やリモコン置き、洗面所でのアクセサリーの一時置きなど、様々な場所で活躍します。

まとめ

今回は、100円ショップのアイテムだけで手軽に作れる、シンプルながら実用的な木製トレイのDIY方法をご紹介しました。限られた時間の中でも、必要な材料を揃えやすく、短時間で完成させられるのが魅力です。

このような小さなアイテム一つでも、日常のプチストレスを軽減し、空間をより快適なものに変えることができます。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせてサイズやデザインをアレンジし、100均DIYを楽しんでみてください。手軽な工夫で、日々の生活が少し豊かになるはずです。