100均素材で叶える理想の部屋

100円ショップのアイテムだけでつくる!デスク上の小型コレクションを飾るシンプルスタンドDIY

Tags: DIY, 100均, デスク周り, 収納, ディスプレイ, コレクション

デスク上の空間を演出する手軽なディスプレイスタンドDIY

デスクの上や棚に、お気に入りの小物やコレクションを飾りたいと考える方は多いでしょう。ただ置くだけでも良いのですが、少しの高さを利用して立体的に配置するだけで、見栄えが格段に向上し、空間に洗練された印象を与えることができます。しかし、専用のディスプレイスタンドは意外と高価だったり、サイズが合わなかったりすることがあります。

本記事では、100円ショップで手軽に手に入るアイテムのみを使用し、短時間で完成させることができるシンプルなディスプレイスタンドのDIY方法をご紹介します。特別な工具や高度な技術は不要ですので、DIYが初めての方でも安心して取り組んでいただけます。デスク周りの整理整頓や、お気に入りのアイテムを魅力的に見せるための第一歩として、ぜひお試しください。

100円ショップアイテムでつくるシンプルスタンドの設計と材料

今回作成するのは、デスクや棚に置いて使用する、奥行きの浅い多段(2段または3段)の簡易ひな壇型スタンドです。小型のフィギュア、ミニチュアカー、アロマボトル、小さなガジェット、趣味の道具の一部などを飾るのに適しています。

使用する100円ショップアイテム

必要な工具

シンプルディスプレイスタンドの作り方

ここからは、具体的な製作手順を説明します。今回は2段のスタンドを例に進めます。

  1. 材料のカット:

    • ディスプレイしたいアイテムの幅や数に合わせて、木板をカットします。これがスタンドの「段」になります。例えば、幅20cmのスタンドを2つ作る場合、20cmの木板を2枚用意します。
    • 次に、スタンドの高さとなる角材をカットします。板の幅と同じ長さにカットした角材を、段数×2本用意します。2段スタンドの場合、板の幅と同じ長さの角材を4本カットします。
    • ポイント: カットする際は、定規で正確に測り、鉛筆でしっかりと線を引きましょう。カッターナイフでカットする場合は、数回に分けて力を入れ、少しずつ切り込みを深くしていくと安全にきれいにカットできます。
  2. 仮組みと接着位置の確認:

    • カットした板材と角材を、実際に組み立てる配置で並べてみます。角材を支柱として、その上に板材が乗るイメージです。
    • 角材を接着する位置に鉛筆で軽く印をつけておくと、組み立て時に迷いません。
  3. 接着:

    • 角材の接着面に木工用ボンドを適量塗布します。付けすぎるとはみ出して仕上がりが汚くなるため注意が必要です。
    • 印をつけた位置に合わせて角材を配置し、その上に板材を乗せます。
    • ボンドが乾くまでの間、クランプでしっかりと固定するか、重しを乗せて圧着します。部材がずれないように注意してください。
    • 同様の手順で、必要な段数分の板と角材を接着します。
  4. 乾燥と固定:

    • 木工用ボンドが完全に硬化するまで、取扱説明書に記載されている時間を目安にしっかりと乾燥させます。乾燥が不十分だと強度が不足し、壊れやすくなります。
  5. 仕上げ(オプション):

    • ボンドが完全に乾いたら、必要に応じてヤスリで表面を滑らかに整えます。カット面や角を軽く丸めると、より安全で見た目も良くなります。
    • 木目を活かしたい場合は、クリアワックスやニスを塗布します。色をつけたい場合は、お好みの水性塗料などで塗装します。塗装する際は、薄く塗り重ねるとムラになりにくいです。

活用と応用・アレンジ例

完成したシンプルディスプレイスタンドは、デスクの上はもちろん、リビングの棚、寝室のサイドテーブル、玄関のニッチなど、様々な場所に設置して活用できます。

まとめ

今回は、100円ショップのアイテムだけで製作できる、デスク上の小型コレクション用シンプルディスプレイスタンドのDIY方法をご紹介しました。木板と角材、ボンドという最小限の材料で、短時間かつ低コストで作成可能です。

この簡易スタンドを活用することで、デスクや棚の上がすっきりと整理されるだけでなく、お気に入りのアイテムが引き立ち、空間にちょっとした彩りを加えることができます。特別なスキルは必要ありません。ぜひこの機会に、手軽な100均DIYで、ご自身の空間をより快適で魅力的なものにしてみてはいかがでしょうか。