100円ショップのアイテムでつくる！デスクや作業台の細かい部品を分類・収納する実用ケースDIY
はじめに
仕事や趣味で使用する電子部品、ネジ、アクセサリの小さなパーツなど、細かいモノの整理はデスク周りの大きな課題となることがあります。これらが散乱していると、作業効率が低下したり、必要な時に見つけ出すのに時間がかかったりします。
本記事では、100円ショップで手軽に入手できるアイテムのみを使用し、これらの細かい部品を効率的に分類・収納できる実用的なケースを製作する方法をご紹介します。特別な工具や技術は不要であり、短時間で完成させることが可能です。多忙な日常の中でも、手軽にデスク環境を改善するためのアイデアとしてご活用いただければ幸いです。
100均アイテムでつくる分類収納ケース
このDIYでは、主に100円ショップで販売されているプラスチック製の収納ケースや仕切り板、小物ケースなどを組み合わせることで、目的に合わせた分類収納システムを構築します。
必要な材料
- 蓋つきのプラスチック製ケース（複数、重ねられるタイプや連結できるタイプが便利です）
- ケースにフィットするサイズのプラスチック製仕切り板、または区分けトレー
- 小物入れ用の小さなボトルやジップ付き袋（必要に応じて）
- 油性ペンまたはラベルライター
- ラベルシール
- 両面テープまたは接着剤（必要に応じて）
材料選びのポイントは、収納したい部品のサイズと量に合わせて、適切な大きさや深さのケースを選ぶことです。また、後から追加や組み替えがしやすいよう、同じシリーズのケースを選ぶと統一感も保てます。
必要な工具
- ハサミ（仕切り板やラベルをカットする場合）
- 定規（サイズを測る場合）
基本的にはハサミがあれば十分です。カッターナイフを使用する場合は、安全に十分配慮してください。
作り方
- ケースと仕切りの準備: 購入したプラスチックケースを用意します。仕切り板や区分けトレーをケース内にセットします。市販の仕切り板が合わない場合は、薄いプラスチック板や厚紙などをケースサイズに合わせてカットし、両面テープで固定して自作することも可能です。
- 部品の分類: 収納したい部品を種類やサイズごとに分類します。この工程が後の使いやすさに大きく影響しますので、時間をかけて丁寧に行ってください。
- ケースへの収納: 分類した部品を、仕切りで区切られたそれぞれの区画や小さなボトル、袋に入れます。部品が細かすぎて区画からこぼれ落ちそうな場合は、小さなジップ付き袋に入れてから収納すると良いでしょう。
- ラベリング: 各区画やボトル、ケースの蓋に、収納した部品の種類を油性ペンやラベルライターで明記したラベルを貼り付けます。これにより、必要な部品をすぐに識別できるようになります。
- 配置: 完成した分類収納ケースを、デスクの引き出し内、棚、または作業台の使いやすい場所に配置します。同じシリーズのケースであれば、積み重ねて省スペース化を図ることも可能です。
製作のポイント
- 収納する部品の種類が多い場合は、複数のケースを使用してカテゴリ分けを行うと管理しやすくなります。
- 頻繁に使用する部品は手前のケースに、使用頻度の低いものは奥のケースに配置するなど、動線を考慮するとより実用的になります。
- ケースを選ぶ際は、透明な素材のものを選ぶと、蓋を開けずに内容物を確認できるため便利です。
応用・アレンジ例
この基本的な分類収納ケースは、様々なアイテムや用途に合わせてアレンジが可能です。
- 異なる小物の整理: ネジや電子部品だけでなく、文房具（クリップ、画鋲）、手芸用品（ボタン、ビーズ）、薬、バッテリーなど、あらゆる細かいアイテムの整理に応用できます。
- ケースの連結: 同シリーズのケースであれば、側面の溝や付属のパーツを使って連結できるものもあります。これにより、まとめて持ち運んだり、引き出し内でズレるのを防いだりできます。
- 壁面収納: 軽量なプラスチックケースであれば、強力な両面テープや粘着フックを使用して壁面に取り付け、見せる収納として活用することも考えられます。この場合、落下防止には十分注意してください。
- 色の活用: ケースや仕切り板の色を変えることで、視覚的に分類を分かりやすくすることも可能です。特定のカテゴリの色を決めておくと、直感的に目的のケースを見つけやすくなります。
まとめ
100円ショップのアイテムを活用することで、デスクや作業台に散らばりがちな細かい部品を、手軽かつ効率的に整理・収納する実用的なケースを作成することができます。特別な工具やスキルは不要であり、短時間で完成させられるため、忙しい日々の合間にも取り組みやすいDIYです。
今回ご紹介したアイデアを参考に、ご自身の環境や収納したいアイテムに合わせてアレンジを加え、より快適で効率的な作業空間を実現してください。手軽なDIYで、日々の小さなストレスを解消し、作業に集中できる環境を整えましょう。